テーマ:自然

自然の一部

カーテンの端をつまんで わずかに残る蒼い空を じっと見つめていた 眼をそらすと 雲に食べられてしまいそうで 蒼い空はほんとは見なかったかもしれない そんな頼り無さで くぐもった光に浮かんでいた 今朝の話だ もごもごと布団を抜け出すと 床はひんやり 裸足の指がまるく縮まる 幾つ重ねようか  長袖の上着をベッドの上…
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森に居る

樹々は言葉をもたない だからわたしも 言葉は部屋に置いていく 枯れた葉を踏んで 枯れた枝を拾って 空と鳥と風と 樹々の間を渡っていく 樹々に語弊はない すれ違いも言い訳も わたしたちの 訪れを待って 花を咲かせたりなんかしない 葉を捨てて枝を落として また 芽吹いて 時を重ねていくことに 迷いもてらい…
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なごり香 そして。。。

朝に 夕に 冬枯れの 桜の樹の下を 瞳に 花のころ映しながら 往き過ぎる。 ふわっと風に巻かれ、 さくら餅の甘いかおり 駆けめぐる。 春のなごり香 それとも やがて来る春の知らせ? 伽羅に 白檀に 沈香に…。 みんな、 声高く持て囃すけれど、 どうして だれも 気づかないんだろう。 桜も あんなに甘…
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