テーマ:ひとりごと

うたた寝のゆくえ

うたた寝は いつも確信犯 ふとんより ソファーが心地いいって。。。 眠る気まんまん 窓ガラス越し 真夜中の四ツ角公園は、 主役のはけたステージ。 街灯に照らされた中央を、 湿った風が渡っていく。 ヒーローもヒロインも  瞳を閉じて夢をみている。 遠く 水田で蛙が喉を鳴らしている。 木の葉が風と遊ぶたん…
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いま ひとときの残像を

朝御飯もそこそこに、 お医者さまの往診さながら。 「どんな具合ですか。」 おでこを近づけて 顔色をうかがう。 「明日まで、様子をみますか…。」 回診は 日に幾度も。 春花の 鉢を空けるのはなかなか。 「もぅすこし、咲いて居たいですか……。」 苺のジャムクッキーだったデイジーも、 裁縫箱の待ち針みたい。  …
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なかなおり

“いつか”、 ためらいも忘れるくらい わたしの声が聴きたくなって。 想いのまま電話してきて。 ずいぶんと長い間、 その 頼りない“いつか”を 眠りに落ちるまでのしばらく、 薄明かりの天井に散らかしていたっけ。 けたたましく着信音が鳴り響いて、 メールは豪雨予想を知らせてくれたけど、 カミナリはもぅとっくにやって…
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ひそかに ほころぶ

「いらっしゃい」 「おかえりなさい」 ドアを開けたとき 歩き初めのちいさな靴のよこに “おじゃましてます”の わたしの靴がならんで居てもね、 すんなりと 腑に落ちるんだって あぁ 身内になったんだって しっくりくるんだって じぶんでもおどろきつつ もそもそ 上着を脱ぎながら そんなこと つぶやく…
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はざま。

寝返りをして なんだか 眼が冴えてしまった まだ 明けやらぬ闇の向こうを  ぼんやり 探していた  昨日 日陰の からっぽの植木鉢のなかに みつけた  名残の雪をおもいだした つめたく不透明に かたくなな冬が うずくまっていた たちあがって 見まわすと 湿った土の あちらこちらに 飛来したポピーの …
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週末の着地

PCの電源を落として  セキュリティの首輪をはずして 重たいドアを開けると そこはもぅ 暮れて海のなか 蒼い蒼い 深海を おおきく 息を吸い込んで およいで いく 光がなかなか 届かないから 誰かが沈めた ▲コーンで おもいきり 前のめり 手もついて 膝もついて あぁ たしかに 知っていたよ 等間隔にね …
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