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手が届く日まで

冬の くぐもった鈍色の空を 旅客機が泳いでいく おもちゃみたいにミニチュアだから 手を伸ばせば つまめそうだ 異国へ行きたいなあ いつのまにか世界は近くなって 空港へ行って 路線は選び放題なはず…だな それなのに このごろ なんだかすごく遠い さみしいな 物語のようなホテルに泊まって 視たことない風景の窓を…
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わたしは旅をする

とにかく とろとろと なめらかなコーンスープのように ねむって ねむって ねむって 意識は旅をする おもいがけないところへ むせ返るような草の匂い 仔牛のつぶらな瞳に青い空が映っている 石ころはみんな心を持って転がっている 眠ることで記憶の整理をするなら わたしはずいぶんと片付けている 夢遊病のように起きて …
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夕闇とりっぷ。

ウォークマンを鞄に忍ばせたまんまなのは、 電車の響きを聴いていたいから。 タタン タタン タターン……、 タタターン タタターン タタターン…、 おだやかなリズムで、 みんな おんなじに揺れている。 それぞれの想い想いに揺れながら。 今日のこと あしたのこと 遠いむかしのいつかのこと 乗り遅れた電車の…
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