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アカシアの森に降る雨が (再編)

アカシヤの森に降る雨が うつくしいのを知っている ドラマに映えるシーンのように 物語の挿絵のように わたしのなかに棲んでいて 束の間 浮かび上がっては 引き出しの奥 帰っていく 枯れた松葉の積もる地面は たっぷりと水をふくんで 踏み入れると ゆっくり沈んだ 葉に溜まる粒のひとつひとつに 森は閉じ込められてい…
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なかなおり

“いつか”、 ためらいも忘れるくらい わたしの声が聴きたくなって。 想いのまま電話してきて。 ずいぶんと長い間、 その 頼りない“いつか”を 眠りに落ちるまでのしばらく、 薄明かりの天井に散らかしていたっけ。 けたたましく着信音が鳴り響いて、 メールは豪雨予想を知らせてくれたけど、 カミナリはもぅとっくにやって…
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おぼろげでいて たしか

ひんやり 刷りたての新聞を小脇に 足もと ガザレアが首をもたげて光を探っている 咲こうか 咲くまいか しゃがんで 「おはよう}って言うと、 腕に背中に たんたんと梅雨は降りてくる そんなに嫌いでもないよ 雲がたちこめた空でも お盆に乗せたようなこんもりお山  鈍色に映る鏡田 ジオラマ360° ガタン ゴトン …
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降りしきる交差点にて

時計を 視ている 時計を 見上げている 降りしきる雨の交差点で 電光掲示板を 眺めている 時間は たじろいだりしない 時折 にじんでぼやけても… それぞれの時にリンクして わたしたちを はこんでゆく 時計を 視ていた 時計を 見上げていた 降りやまない雨の交差点で デジタルが刻む時を…
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夕暮れのホームにて

やわい 風にも揺れるよな か弱い こよりのたよりなさに つい 無防備でいてしまうとね、 虚を突くように 小菊の花が いくつも いくつも弾け散る 息もつかせぬ攻防に 持っているのが たまらなくなる 夕暮れの  モノクロな水たまりに 降り注ぐ雨  いくつも いくつも… あの夏の日の 線香花火 …
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夏の記憶

「いつになく よく眠れたよ」 って 雨音がすきなあなただから きっと 落ち着いたんでしょう それにしても 加減を忘れたように 降るから 画面のテロップに とまどうばかりで いつだって 空模様は占い 当たってみたり はずれてみたり おみくじのように なんど…
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雨じたく

急ぎ足で 電車がすべっていく ロールアップされたフィルムを くるくる くるくる ほどくように 窓の外 なにもかも ながれていく 水を張った鏡田のなか  世界が くっきりと映っている 雲も 木々も 飛んでいく鳥たちも 水のスクリーンに なにもかも 映り込んでいる   そこにいる私は 元気かな うまく 笑えて…
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半夏生の咲くころ。

七月の声を聞いて 一日は 空まかせの雨ふり日 遠のいては そっと忍び寄り 驚くのを愉しむような そんな遊びの くりかえし あぁ そうか 半夏生の日だった 半夏生の日には こんなふぅに 空が荒れる決まりごと 奈良の植物園でも  ちらと見かけたけれど 夕暮れに 柵の間から こちらを そっと覗き見る白いかん…
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子午線 東経135度 の まち。

雨音が 遠ざかっては また もどってくる 波打ち際に 打ち寄せる波のよう 暦の水無月は通り過ぎたけれど 水無月…水の月は これから  雨降りがいちばん多い日がつづく 六月のお休みの日、 明石焼きを食べに行こうよ って それも 本家本元の明石で って 思いのほか 着くのが遅くなったのは ひさしぶりに 末娘と…
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アカシヤの森に 降る雨が。

アカシヤの森に降る雨が うつくしいのを 知っている それは ドラマのワンシーンみたいに 古い歌の挿絵のように わたしのなかで眠っていて 雨降りの朝 ほんのつかの間 胸に去来して また 引き出しの奥に もどっていく 足を踏み入れると 地面は 落ちた松の葉が かさなって ゆっくりと やわらかく沈んだ …
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とりとめのない話。

みずたまりのなかで、 おおきな ちいさな  まるい輪っかが たえまなく生まれていた。 雨が、 みずたまりになじんで とけていく。 そんなくりかえしに みとれたりする。 きれいな まるだなぁ… いくつも いくつも 水鏡に わたしの傘が  いっしゅん映って 空だけになった。 乗った時は 降っていたのに、 …
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今日はお休み。

いつつ 電車に揺られると お休みがふたつ。。。 なぁんだ。 (たった いつつじゃん。) って、思うと 気持ち軽く。 でも、これが なかなか こたえる(苦笑)。 昔は職場がすぐ近くだったので、 お休みでも 仕事のことを考えることが多かったけれど、 今は 距離があるので、 遠くへ置いてくる感じで あまり 気持ちが飛びません。…
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 春 遠からじ 遠からじ。

ひさしぶりの雨模様です。 ……な、おかげで、 机のなかに二ヵ月半 ずっと眠っていた椿模様の折りたたみ傘を、 はじめて開いてみました。 …… 意外と ちいさいなぁ~…… (汗) (^^;) 椿模様のかわいさに こころ緩みますが、 とにかく 降りが 盛ん。 「今日は乗って帰りません。よろしくお願いします。」 自転車預か…
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