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立春大吉

夕べ  ヒイラギの枝にいわしのアタマ 恐がって 鬼は来なかった 豆は美味しくて食べきっていたから ほっとした 明けて 空は透けるように蒼く 見張るかす山の端がクッキリとしていた 新聞をとって 玄関先の落ち葉を掃いて 昨日乾ききらなかった洗濯物を干した 『立春大吉』 彼が書いた文字を玄関に掲げて 大きく…
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春の童話。

夕暮れは、 ゆっくり そっと さくら 春の姿をして、 さりげなく微笑んでいる。 しろい壁をせなかに 淡くぼやけて なじんでとけて もうすぐ、 たしか そこに立っている記憶だけになる。 霞んで 霞んで なごりの陽をせなかに 影になって浮かんでとけて そのうち、 たぶん そこに立っていた記憶だ…
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春かるた。

「抱きしめてくれて ありがと」 と、 たどたどしく言う娘の ことば やさし。 ふっくらと まるくぬくもり。 言葉に勝れる。 「今日は うちにいるんだって思ったんだ。」 と、 疲れてねぼけまなこで言う娘の ことば うれし。 「おかえり。」 って、 いつもいる かあさんに あこがれたころ。 むすめた…
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淡くはかない夢のよな…。

倍速で フィルムまわすみたいにね、 結んだつぼみ 色ふかくしてふくらんで ほどけていくよ ほぐれていくよ みるみる みるみる 吹かれるたんび、 さわさわ さわさわ ゆられるまんま、 ふるふる ふるふる 舞い上がって 華やいで 時折 すこしうつむいて みじかい春は巡って いく…
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わすれてしまいたいことは。

“忘れてしまいたい” って、 思うのは、 忘れてしまいたいことが まだ 今日と近いところに住んでいるから。 晴れた日に、 洗濯物を干しながら空を見上げたら、 お陽さまがまぶしかった。 青くてひろいところを するすると 飛行船が泳いでいった。 陽だまりのなか、 敷きものをひろげて ままごとをした日が、…
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 春 遠からじ 遠からじ。

ひさしぶりの雨模様です。 ……な、おかげで、 机のなかに二ヵ月半 ずっと眠っていた椿模様の折りたたみ傘を、 はじめて開いてみました。 …… 意外と ちいさいなぁ~…… (汗) (^^;) 椿模様のかわいさに こころ緩みますが、 とにかく 降りが 盛ん。 「今日は乗って帰りません。よろしくお願いします。」 自転車預か…
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