テーマ:手紙

秋の終わりの

指先が冷たくなった朝 ひっきりなしに聴こえている カラカラと カカカカと その折々に手を止めて 顔を上げてしばらく 見つめている ただ見届けている 公園の傍らのいつもおとなしい樹が 秋の終わりを知らせている 葉を朝焼け色に染めて  カラカラと 乾いた葉でアスファルトを叩いている 風にカカカカ…と転がって ポストの下…
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夜明け前の夢

明け方にみた夢は 駅のホームからだった あなたの声は受話器の向こう 「ごめんね ごめんね」と 二度繰り返してぷつんと途切れた 発車の電子音とアナウンスが 後ろでけたたましかった そんな物語は最近は視ていないな  わたしの意識はどこに在るんだろう あなたの顔が やたら鮮明に浮かんでいた 膝をかかえて丸くなって …
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書けない手紙

だいじにだいじに育てたくて ふるいにかけて 小石を除いて さらさらの土にして 可愛い草を植えてみたけれど 水をやると 染み込まないで 外に流れ落ちてしまった 細かすぎるのだ。。。 ほんとにおかしい 笑える ひとり 空を見上げて わらう もう一度 小石を混ぜて 荒い土を作って植えると ちゃんと根っこまで …
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