響き

一軒の家を隔てて
前には 線路が走っていた

数分置きにやってくる 規則的な振動と騒がしさと
知らず知らずに 終電に始発は時計代わり
ふくろうのため息と鶏の雄叫び
あの頃は 憂いたこともあったけれど
今は 想いふくらむ

夜が更けて 街が寝静まると
懐かしい列車のリズムが 遠くから響いてくる

枕に 耳を着けて眼を閉じる
ガタン ゴトン… ガタン ゴトン…… 
眠るまで もう少し走っていて
ああ 故郷に向かうようだ……

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