秋の終わりの

指先が冷たくなった朝 ひっきりなしに聴こえている
カラカラと カカカカと
その折々に手を止めて 顔を上げてしばらく
見つめている
ただ見届けている

公園の傍らのいつもおとなしい樹が
秋の終わりを知らせている
葉を朝焼け色に染めて 
カラカラと 乾いた葉でアスファルトを叩いている
風にカカカカ…と転がって ポストの下に積もっていく

ああ、そうなんだ…手紙だな
枝を別れて降りていく 
その一葉一葉が なんだか葉書にみえてくる
誰にとも無く 宛名も書かず出す手紙

しばらく眠りにつきますよ
またお目にかかる日まで

そんなこと思い描くのは 秋の終わりの朝だから



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