春の童話。

画像


夕暮れは、
ゆっくり そっと

さくら 春の姿をして、
さりげなく微笑んでいる。

しろい壁をせなかに
淡くぼやけて なじんでとけて
もうすぐ、
たしか そこに立っている記憶だけになる。

霞んで 霞んで

なごりの陽をせなかに
影になって浮かんでとけて
そのうち、
たぶん そこに立っていた記憶だけになる。

街といっしょに、
蒼く蒼く 沈んでいく

さくら 海に散るように

あすのあさ 目覚めたら
    きっと そこいらじゅうに、

うすいピンクの桜貝 
 打ち寄せられているでしょう。

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この記事へのコメント

さし絵テラ
2012年04月15日 09:29
この詩も、遠い過去の記憶が甦るような・・・なんだかせつないくなるような・・・センチメンタルですね。
おひさま。
2012年04月16日 20:31
テラさん、
読んでいただいて ありがとうございます。
(*^-^*)

春のおぼろなゆうぐれどきは、
なんともたとえようのないくらい、
やさしく うつくしく思えます。
言葉にしきれなくて、もどかしく…
いつも やきもきします。

葉 祥明さん、ご存知ですよね。
あのタッチの絵を、瞼によく思い描きます。

コメントありがとうございました。
(^-^)/

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